みなさんこんにちわ。
本日5月16日は、快晴でレジャーを楽しんでいる方も
多いのかなと思います。
ちなみに私事ですが、本日37歳の誕生日を迎えました。
今回は、先日着工した物件の経過報告です。
既存のコンクリート製土留めブロックの解体が完了し、
新しい基礎の掘削工事を行っているところです。
ところで既存のコンクリート製土留めブロックの解体
を終えてビックリしたことがありました。
下の写真を見て下さい。
道南地区は、冬場60cm程度は地面が凍結すると言われており
基礎工事を行う際は、地盤面から60cm以上深くして設置する
ことが、業界内では当たり前のことになっております。
なぜ凍結する深さより深くしなければならないかと言うと、地面
が凍結すると体積が膨張し隆起します。
そうすると、工作物に悪影響を及ぼすからです。
地盤が隆起する力は、家くらいの重さでもかるく持ち上げてしまう
程です。
前者が行った工事は、深さも全く無く、土の側圧にも耐えれるような
構造にはなっていませんでした。
いままで何もなかったことが不思議なくらいです。
みなさんも今後ご自宅や友人・ご家族がこのような工事を行う方がいら
っしゃるのであれば、助言をしてあげて下さい。
極端に安い金額、安さを売りにしている業者さんに施工されると、この
ようなことが発生するかもしれません。
現在も工事は進行していますので、色々な知識を織り交ぜながら、ブログ
を更新していきます。